トラッツベルク城

 

25.03. - 04.11.2018

ハプスブルク家の子孫が住まう、
チロルが誇る最高の魅力的スポット!
インスブルックからザルツブルクに向かう際には、ぜひお見逃しなく!

トラッツベルク城は、1500 年に建てられたチロルで最も美しい城の1つ。オーストリア文化遺産に登録されています。山の腹部に白く聳え立つこの城は後期ゴシック建築で、内装はルネッサンス様式で施されています。家具や調度品は全て15~16 世紀のオリジナル。極めて良い保存状態で残されており、中世後期の貴族の暮らしぶりを体感することができます。この城はハプスブルク皇帝、マクシミリアン1 世、そして大富豪フッガー家の狩猟の城として愛され、今ではゴーエス・エンツェンベルク伯爵の私産および住居となっています。トラッツベルク城はインスブルックとザルツブルクの間に位置する、魅力的な観光スポット。稀に見る中世の城の美しさは一見の価値あり。さあ、皆様をトラッツベルク城へご案内致しましょう!

トラッツベルク城の歴史
トラッツベルク城の名が初めて記録されたのは、13 世紀のこと。その頃、バイエルン領土との境に建てられた当時の城からは、「トラッツベルク」という名前が今日に残されています。15 世紀後半、トラッツベルク城は皇帝マクシミリアン1 世の所有のもと、狩猟の城としてよく利用されていました。しかし1492 年、大きな火災によって城が全焼してしまいます。金銭的に厳しい状態におかれていた皇帝マクシミリアン1 世は、全焼してしまったトラッツベルク城の再建を諦め、裕福なテンツェル兄弟の城と交換しました。当時大量の銀が採れたシュヴァーツの銀鉱山を管理していたテンツェル兄弟により、1500 年、今のトラッツベルク城の後期ゴシック様式の部分が建築されました。皇帝マクシミリアン1 世は城を交換した後もよくトラッツベルク城を訪れ、周辺の森で狩を楽しんだと言われています。その証に今でも城内には、皇帝マクシミリアン1 世が利用したプライベートルームの数々がそのままの状態で残されています。1554 年、トラッツベルク城は裕福な商人ゲオルグ・リッター・フォン・イルズングに受け継がれます。彼により城の北側が建築され、今日のトラッツベルクの形が完成しました。この北側部分はルネッサンス様式の絵や装飾で美しく施されています。トラッツベルク城の見所は、なんと言っても後期ゴシック様式及びルネッサンス様式の両方の建築と内装技術を見比べられること。16 世紀に起きた時代の移り変わりを、城内で感じ取ることができます。1590 年、トラッツベルク城は15~16 世紀に鉱山業で成功したフッガー家の所有となり、更に改築が進められました。城内に置かれている貴重な家具や調度品の数々は、この時代に使われていたものです。その後、何度か城の持ち主が変わり、1847 年、ついにトラッツベルク城は結婚によってエンツェンベルク家に受け継がれ、今日に至っています。トラッツベルク城はエンツェンベルク家により新しく改築され、崩壊寸前の状態から蘇りました。多くの城が18 世紀のバロックの影響によりその原型を失ってしまった中で、このトラッツベルク城は珍しくも、中世後期から近世にかけての移り変わりを今に遺しています。オーストリアでも稀に見る16 世紀ゴシック・ルネッサンス様式のトラッツベルク城は、今では国の文化遺産に登録されています。

ゴーエス・エンツェンベルク伯爵夫妻
トラッツベルク城の現城主、ウルリッヒ・ゴーエス・エンツェンベルク伯爵は、ハプスブルク家女帝マリア・テレジアから数えて6 代目にあたる子孫です。500 年もの歴史あるトラッツベルク城を守りつつ、城の一部を住居としても利用し、家族と共に暮らしています。ゴーエス・エンツェンベルク伯爵はトラッツベルク城の運営だけでなく、オーストリア全土における48 の城の維持と促進を図る城塞協会「VIA IMPERIALIS」の会長も務めています。デザイナーでもあるカトリン夫人はトラッツベルク城の子供用オーディオガイドを手がけ、城内には彼女のアイディアとセンスが光ります。中世から現代に至るまで、ここトラッツベルク城は貴族の生活の場となっています。ゴーエス・エンツェンベルク伯爵夫妻↑

VIA IMPERIALIS
1997 年に結成された「VIA IMPERIALIS」は、オーストリアにおける城や城塞の維持と促進を図る城塞協会です。現在オーストリア9 つの州で、48 の城がメンバーに登録されています。この協会は城と城塞による大きなネットワークをもって、時代とともに変化する国内外のお客様のニーズに答えています。オーストリアが誇る数々の美しい歴史的な文化遺産は、城塞協会の努力によってその美しさを維持しています。オーストリアを旅する際にはぜひ城や城塞に立ち寄り、その魅力に触れてみてください。

メディアの舞台
トラッツベルク城にはハプスブルクの末裔が今も住んでいることから、「現代に生きる城」としてドイツ、オーストリアのレギュラー番組や女性雑誌など、ヨーロッパのメディアに多く取り上げられてきました。日本のメディアにおいては2003 年6 月にWOWOWの「古城のまなざし」、2004 年11 月にTBS 系「情熱大陸」の撮影舞台となりました。「情熱大陸」の主人公となったのは2004年5 月に日本人として初めてオーストリア国家公認料理マイスターとなった神田真吾氏(25)。22歳の時に料理修業のためオーストリアの地を踏み、ここを足がかりにフランスへ行くつもりだった彼。しかしチロルの人々の温かさに触れ、オーストリアの料理に興味を持ち始めます。ドイツ語も全く話せない状態からスタートしながらも、名門ホテルで修行を積み確実にステップアップしてきました。そして2004 年10 月、トラッツベルク城で定期的に開かれる、オーストリアのVIPを招いた晩餐会の総責任者として神田氏が選ばれたのです。番組では、大舞台に臨み、溢れてくる周囲の期待とプレッシャーに潰される事なくその大役を果たす神田マイスターの姿を追っています。詳細は、チロル州観光局日本担当オフィスまでお問い合わせください。

日本語オーディオガイドによる城内案内
トラッツベルク城では通常の案内と一味違った、興味深いオーディオガイドをご用意しています。ウォークマン形式のこのオーディオガイドは、日本語、ドイツ語、英語、フランス語、イタリア語、オランダ語、スペイン語、ハンガリー語に対応。放送劇のような迫力満点のオーディオガイドが、皆様を中世へと導きます。トラッツベルク城のスタッフと共に城内をゆっくりと回り、銘木や大理石で作られた15~16 世紀のオリジナル家具や、豪華な室内、教会、武器庫などを見学。見所はなんと言っても、美しいゴシック・ルネッサンス様式の室内や数々の家具です。ルネッサンス様式の内装の王の間では、釘が1 本も使われていない美しい天井や家具を、またハプスブルク広間では、世界最大のハプスブルク家の家系図をご覧いただけます。壁全面に大きく描かれた約500 年前の家系図は、中世の皇帝たちのつながりを分かりやすく示しています。城内にある教会、鎧の倉庫、糸車や古い家具が置かれた部屋などでは、当時の雰囲気をよりリアルに表現できるよう、オーディオガイドに様々な効果音を使用しております。オーディオガイドによる城内案内の所要時間は、約1時間。小グループから最大30 名様までのグループを一度にご案内できます。

イベント・音楽会・豪華ディナー・式典
オーストリア周遊の旅のハイライトに、トラッツベルク城でディナーや演奏会を楽しんでみませんか?トラッツベルク城は、中庭での小オーケストラによる演奏会、アーケードの中でのお食事会、またはハプスブルクの間を始めとする数々の広間での晩餐会やパーティーなど皆様の夢の実現のため、城の一部をお貸し致します。この豪華で贅沢な雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか?きっと一生の思い出となることでしょう。ご希望の方は、チロル州観光局日本担当オフィスまでお問い合わせください。

 基本情報場所
トラッツベルク城はインスブルックから車で約25 分。オーストリア周遊のツアーなどでインスブルックからザルツブルクへ向かう際に気軽に立ち寄れます。

開館期間 :
3 月末~11 月初時間:毎日10 時~16 時
(7~8 月:10 時~17 時)
(期間等の詳細につきましてはトラッツベルク城にお問い合わせ下さい)トラッツベルク城のスタッフが、随時皆様をご案内しております。グループでお越しの際は、事前にトラッツベルク城へご連絡ください。

 


トラッツベルク城
- 6200 Jenbachの
電話:+43 /(0)63566分の5242
ファックス43/(0)6356644分の5242
info@schloss-tratzberg.at
www.schloss-tratzberg.at